社長挨拶 -MY MESSAGE-
望みを叶えるための心構え
2015年9月30日
「成功」するには、「自己暗示」が大切である━とよく言われます。
「成功」という言葉の定義は、人によってさまざまな考え方があると思いますが、大きな意味でいえば、「自分の望みを叶えること」と考えたらいいと思います。
私たちは、顕在意識(表層意識)「理性的なもの」と、潜在意識(無意識)「本能的なもの」によって、コントロールされて生きています。
そして、その割合は大体1:9といわれています。
つまり、日常、顕在意識が思考や行動に与える影響は、たった1割程度だということです。
だから、思考や行動を変えるためには、残り9割の潜在意識へアプローチしなければならないのです。
顕在意識とは、決意したり、判断したり、選択する心の領域であり、望ましいこと、望ましくないことを識別する能力を持っています。
また、悩んだり、不安になったり、願望を持ったりします。
潜在意識とは、過去における考えや、心構えや、欲望の大きな貯蔵庫で、その数百万にのぼる整理棚には毎日の生活の中で、読んだこと、聴いたこと、
観察したこと、受けた印象、考えたことが貯蔵されています。
潜在意識は創造的な洞察力や、直感力の無限な宝庫です。
ただし、潜在意識は判断の機能を持たないので、良い情報も、悪い情報も判断できずに、そのまま受け入れてしまい、現実か想像かの判断もできないそうです。
「強く思えば叶う」「思考は現実化する」というのは正しいのです。
なぜなら、これこそが日々行っている、潜在意識へのアプローチであり、自己暗示なのです。
常に良いイメージを持ち、悪いイメージを消すことが出来れば、自分自身を変えることも出来ます。
そして、自己暗示をする上で一番大切なことは、自分で自分を信じることです。
自分を信じなければ、そこから可能性は生まれてきません。
成功するためには、自分を信じて、自分が成功するイメージを持ち続けることが最も重要なことなのです。
さらに、成功の秘訣は、具体的な目標を持つこと・・・でもありますが、残念なことに、多くの人はそのことに気がつかないで、
成功の入り口に立つだけで終ってしまいます。
「成功している」と、思いきれないのは、心の底から「これだっ!」と思える目標が見えていない場合が多いのです。
諦めきれない、これだけは絶対に達成したい!!・・・という目標を持つことができれば、
諦めずにやり続けることが出来るのではないでしょうか。
たとえ自分の立てた計画の実現を阻む障害にあっても、うまくいかなくなったときでも、他人のせいにしたりしたら、それで終わりです。
「何が何でもやり遂げよう」と踏張ってみる。
成功を目指すのであれば、最後までやりぬく人になることだと思います。
目標のないところに熱意やヤル気は起こりません。
集中力も忍耐力も、全ては情熱を傾けることが出来る「目標」を持ってこそ引き出せる力です。
ヤル気という神秘的な力は、誰でも体の奥深いところに必ず持っているもの。
夢中になれるものに出会えば、誰でも必ず意欲的になり、情熱的になれるはずです。
いつの時代でも、どんな条件においても成功する人は、「自分次第で変化は起こせる」と自己を肯定出来る人、強いイメージ力のある人、そしてこういう力を総動員して努力する人だと確信しています。
参考文献
「前向き自己啓発情報紙 右脳開発」