社長挨拶 -MY MESSAGE-
理念・メッセージの重要性
2015年9月30日
戦後の高度成長からバブルが終るまでの約30年間、多くの企業は、ただひたすら売上を追いかけてきました。
しかし日本経済安定期に入ってからは、 “経営理念”“企業メッセージ”の大切さが見直されています。
どんな企業も、「どうすれば売上を上げられるか」というテーマについては、真剣な議論が交わされていますが、肝心の経営理念に関しては、あまり活発に実践されていないなと見受けられる企業も少なくありません。
戦後の物不足の時代には、「最低限の機能を満たしている商品」であれば、それだけで売れました。
やがて、供給過多になってくると、製品の「品質」「コストパフォーマンスの高さ」がお客様の選択基準になり、そして今は、その会社やお店が持つ「理念やストーリー性」だと言われています。
近年、企業の広報活動は単に情報を発信するだけではなくなりました。
企業の姿勢や思い、方向性を正しく理解していただくことが最重要となり、同時に社会の声を真摯に受け入れ、見直しや改善をして、貢献をしていかなければなりません。
企業と社会のより良い関係づくりを、一人ひとりが考え、行動していかなければと思っています。